smooch coffee stand
中島公園の向かいにある,smooch soffee stand に行ってきました。
公園の木々を眺めながらおいしいコーヒーを飲むことができます。
コーヒースタンドというのは,カフェとは違うジャンルらしく,テイクアウトや立ち飲みをメインとしていて,チェーン店のような規模の大きなものでなく個人経営の形態だそうです。
立ち飲みやテイクアウトがメインとなると,他の喫茶店やカフェのように居心地のいい空間を提供しているのではなく,コーヒーの味にこだわるということになります。
こちらもコーヒーの種類が豊富!
そして,私が「飲みやすいコーヒー」とか「いつもはブラジルを飲みます」みたいなあいまいなことを伝えたところ,私にあわせたコーヒーを飲ませてくれました。
福岡でコーヒーを飲んだ時も,テーブルはあるけど椅子はない,STEREO COFFEE でコーヒーをいただきましたが,こちらも「スタンド」という形態だったのですね。
色々なコーヒースタンドめぐりをしているうちに,私はおそらく「ならば自分でもおいしいコーヒーを淹れてみよう」って流れになりそうな気がします。そうなるまでは,淹れることより味を楽しむことを追求してみます。
指導理論
ヴィッセル神戸の「アカデミーアドバイザー」に,スペインバルセロナの育成部門で統括責任者を務めていたアルベルト・ベナイジャス氏が就任したというニュースを読みました。彼の哲学はサッカー以外のスポーツにも当てはまるなと思ったので記録に残しておきます。
まず,サッカーは足で球をあつかうという日常生活にはない動きをしながら,チームで行うスポーツだから次のことが重要になる。
「私が育成トップにいた時は個人への人間的教育、周囲とのコミュニケーション能力の向上、サッカー選手としての技術の進歩。これを三つの柱としていた」
非日常の動きをするのだから,その技術を身につけるには粘り強さが必要。だから
「謙虚に学び、取り組みたいと思わないことには成長は難しい。そもそも取り組もうとする姿勢が伴わなければ、何も身につかない」
として人間性を重視しています。
また,幼少期の選手の指導には,チームで行うスポーツなのだから
「10歳以下は『仲間と仲良くしよう』『時間をしっかり守ろう』などということ。学校や家庭、地域で身につける価値観を学ぶだけのこと。ただ同年代と横断的にだけでも、年上の人間と縦断的にだけでもない、両方を合わせたダイアゴナル(対角的)なコミュニケーションの向上を意識している」
ということを重要視しているそうです。
これらのことって,別にサッカーだけに言えることではないですよね。
バドミントンだってフットワークは日常生活にはない動きで,ラケットワークはとても複雑だと思います。そういう技術を学ぶには,謙虚に学ぼうという姿勢がなければ向上はありえません。
自分がこれまで何となく思っていたことを,言語化してくれた気がします。
最後に
サッカーの現状に対して提言がある。「よく起こる間違いは選手のアスリート的要素ばかりを重要視し、試合状況、試合展開を認知したり、認識したりする大切さを忘れてしまうことだ。実はそこがサッカーにおいては最も重要」
ハリルホジッチ監督が解任されたとき,何かの記事で読みました。日本人は指示されたことを正確にやることはできるが,ピッチで状況を判断し自分で考えて動くことができない。それをハリルは実現しようとしたが,日本人の特性に合わなかったというような記事でした。
フィジカルが高くなくても状況判断にすぐれた選手の方が将来の活躍があり得るということですが,状況判断を鍛えるにはどのような指導があるのでしょう?
ミライの授業
『ミライの授業』瀧本哲史(講談社,2016年6月)
本屋で表紙を見て読みたくなり2時間くらいで一気に読みました。
14歳の中学生に著者が講演をした内容をまとめたもので,
「これからの未来にをになう14歳の子たちこそが新しい未来を作るのだ。
新しいことを始めたり,つくり出すときには必ず壁が立ちはだかるけど,
おそれることなく進みなさい。」
という内容です。
著者は未来をつくる5つの法則のそれぞれについて,かつてその当時は考えられなかった未来をつくり出してきた人たちのエピソードを紹介しながら,未来をつくる14歳たちにこれからの行動の指針を伝えています。
5つの法則は以下
- 世界を変える旅は「違和感」からはじまる
- 冒険には「地図」が必要だ
- 一行の「ルール」が世界を変える
- すべて冒険には「影の主役」がいる
- ミライは「逆風」の向こうにある
法則3で紹介されている人物にベアテ・シロタ・ゴードンさんがいます。
彼女は現行の日本国憲法の男女平等の規定を作った人です。
ひとつの新しい「ルール」を作ったことで,日本社会を変えたということで紹介されています。
彼女が作った憲法草案が本には引用されているので紹介します。
第18条
家庭は,人類社会の基礎であり,その伝統は,よきにつけ悪しきにつけ国全体に浸透する。それ故,婚姻と家庭とは,法の保護を受ける。婚姻と家庭とは,両性が法律的にも社会的にも平等であることは当然であるとの考えに基礎をおき,親の強制ではなく相互の合意に基づき,かつ男性の支配ではなく両性の協力に基づくことを,ここに定める。
これらの原理に反する法律は廃止され,それに代わって,配偶者の選択,財産権,相続,住居の選択,離婚並びに婚姻および家庭に関するその他の事項を,個人の尊厳と両性の本質的平等の見地に立って定める法律が制定されるべきである。
この草案は現行憲法の第24条に残されました。
第24条
1 婚姻は,両性の合意に基づいて成立し,夫婦が同等の権利を有することを基本として,相互の協力により,維持されなければならない。
2 配偶者の選択,財産権,相続,住居の選定,離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては,法律は,個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して,制定されなければならない。
偶然この本に出合って,面白くて一気に読んでしまったのは,この前,この憲法の条文についてふれたことがったからなんだなと,運命を感じた読書でした。
石狩市8歳の天才ドラマー
Nike Presents: JUST DO IT. なりふりなんて ft. Koharu Sugawara, Lauren Tsai, Aori Nishimura etc.
今週,私はとにかく忙しかったです。
ナイキのCMに石狩市に住んでいる,8歳の天才ドラマーよよかちゃんが出演しています。
全米オープンで日本人として初めて優勝した大坂なおみ選手も札幌市民です。世界で活躍する道民の話題は本当に元気になりますね。
廃棄処分
コンビニの品ぞろえがようやく日常に戻りつつあります。
数日前に,店員さんが消費期限が切れたためかたくさんのお弁当などを撤去するのを見て,日常に戻ったのだろうけど何だか悲しい気持ちになりました。物資が不足する今だから,発注の数を見誤ったのだろうと思っていたら,あるツイートを見てそうではないのかもという考えを持つようになりました。
安倍晋三首相「コンビニも順次開業しており、本日は、弁当の配送強化、カップ麺や水は通常の3倍の量をすでに発送しています。(22:43 - 2018年9月7日)」政府の「プッシュ型」の「コンビニ輸送代行」が、現場でどのような結果をもたらしているのか、よく分かるツイートです。 https://t.co/PRQPBFL2nC https://t.co/soUDsZExXU
— 田中 信一郎 (@TanakaShinsyu) September 11, 2018
「プッシュ型」という意味が分からずにニュースを見ていましたが,場所によっては「そんなに送られても…」という人たちもいるようです。
大地震から1週間
北海道胆振東部地震から1週間がたちました。
昨日は仕事が忙しくてその日に帰れずに更新できませんでしたが,地震発生以降の自分の気持ちの変化などを記録しておこうと久々に更新を続けています。東北の地震のときもそうでしたが,大きな地震を経験をしたことは確実に自分を変えました。
webronza.asahi.com 地震を経験した方々がそれぞれの立場から語る言葉は興味深いです。上の記事では以下の話に興味を持ちました。
それは、お互いが同じ境遇にあることが、当たり前のように確認できたからだ。市中に電気が戻った今でも、あの時、停電をどのように乗り越えたか、店先や職場で少し誇らしげに、そして懐かしそうに話しているのも、それが「みんな同じ」という、現代では稀有(けう)になった、掛け替えのない経験だったからではないか。
乾電池を買うためにホーマックで3時間並びました。周りの人たちから並ぶことに対して文句の言葉なんてありませんでした。1週間前の朝,食べるものを買うためにコンビニに行ったとき,私が入店した後に数人入ったらレジのバッテリーが切れるということで商品はありましたが閉店になりました。でも,「ここで買い占めたらみんなが困るよな」って思い必要最小限しか買いませんでした。
全道でブラックアウトなんて言うありえないような経験を皆で共有したからこそ,そのような気持ちになれたのかもしれません。
最後に
今日,立ち寄ったコンビニではジュース類の棚に何もないという状態でした。
シュークリームやワッフルなどのスイーツ類も入荷していましたが,飲み物がほとんどないというのは驚きでした。追加で入ってくる量が少ないのでしょうか。