人類の進化

猿人→原人→旧人→新人と人類が進化を遂げてきたという話を習ったとき,ある瞬間から一斉に産まれてきた子どもが次の段階になっているなんてあり得ないという疑問は無かった。ただ暗記するだけの学習だったからだと思う。
実は旧人ネアンデルタールと新人が同時期に暮らしていて,しだいにネアンデルタールは勢力を弱め,変化に適応できた新人は勢力を拡大させ,最終的にネアンデルタールは滅んだという話を聞いたことがある。そして,ネアンデルタールと新人は交配しても次の世代が産まれないということを,テレビで見たことがある。

しかし,今日見たBBCの地球何とかという番組では多少の交配があって,新人とネアンデルタールの特徴を併せ持つ化石人骨も見つかっているようなことを言っていた。
その他にも気になる話があったので,記録しておく。

勢力の交代については,気候の寒冷化に適応できなかったネアンデルタールは谷間の森林の残った場所から離れることなく暮らしたためにしだいに人口が減少していったが,新人は寒冷化にもかかわらずいろんな場所で暮らすことができたために,勢力を拡大させてたということ。

それまで装身具をつくるのは新人の段階からで,それ以前にはなかったと言われていたが,ネアンデルタールもつくっていた事実があったということ。ただし作製法は新人とは異なり見られるのも地域が限定しているので,可能性としては新人が使っているのを見てまねたということも考えられる。

これまでにいろんな生き物が絶滅してきたのだろうけど,人類も絶滅したものがいると考えれば,自分たち新人も例外じゃないわけで,自分で自分を滅ぼすような環境破壊などは無くす方向で行かないとと考える。