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2008年を自分のはてなブックマークで思い出してみる

2008年もあとわずかで終わってしまいます。方法は色々とあるでしょうが,ここは自分がブックマークしたエントリーなどを取り上げることで,1年を振り返ってみたいと思います。

格差社会
 モラルハザードの構造
100年に一度といわれる不況の今,格差社会を感じさせるような出来事が毎日のようにニュースに登場する。確かに,自分も「努力しない人はそれなりに」という考えに流れてしまう時がある。しかし,このエントリを読むとそんな思考に流れてしまってはいけないと感じる。

集団は「オーバーアチーブする人間」が「アンダーアチーブする人間」を支援し扶助することで成立している。

自分はかつて,そして今でも家族の支援を受けて生きているし,今は経済的に自立しているが,将来は自分の子どもの世話になるかもしれない。
隣人の問題は自分自身の問題でもある。
隣人という言葉にどこまでの広がりを想像できるかが,格差の問題を解決する鍵になるような気がする。

 「お宅は何階の部屋?」 ママカースト制の終わらぬ地獄
こちらは笑い話(だと思いたい)。ただ,上の内田さんの話とつなげて考えれば,こちらのママカースト制の方が厳然としている気がする。自分こそが今まで努力をしてきた成功者と思っている人達の集団だから,偏差値でランク分けする思考が社会に出ても捨てられないのではなかろうか。
それにしても朝日新聞社AERAは格差拡大を煽るような記事が多くて読んでいて気分が悪くなる。

インターネット社会とメディア
 日本で暴動起きてるんですけど
今までマスメディアが伝える情報しか知ることが出来なかったのが,インターネットが一般的になることで,メディアが伝えない情報を得ることが出来るようになりました。自分に入ってくる情報を判断できるフィルターがあれば,今の社会をより深く知ることが出来るようになってきていると強く感じる。

 31年前の加藤智大
どこかで,最近のマスコミは事件に意味づけをしたがる傾向だと書いてあったのを読みました。秋葉原でおこった連続通り魔事件についてもたくさんの意味づけがおこなわれ,また,「年々凶悪化する」みたいな言葉がよく出てきますが,それに対する疑問がこのエントリーです。犯罪の凶悪性や件数は過去と変わらなかったとしても,こんな凶悪な犯罪がおこらないような社会を作っていかねばならないという思いはしっかりと持っていなければ。

学歴社会
 いい学校、いい会社に入る意味と、自分の頭で考えることの重要性

学校は君たちのためにあるが,会社や社会はそうじゃないんだ。

何となくこの言葉にぐっときてブックマークをしたが,エントリー全部を読むと外にも色々と参考になることがあるので読んでみるといい。
就職活動に疲れてしまった人達に読んでいただきたい。

 勉強が出来る=何がいい?
勉強をそんなに狭い意味で言って良いのだろうかと思う。ここで言う「勉強が出来る」は,「学校で教えられる教科の内容を知識として蓄える勉強が出来る」という意味で「勉強」をとらえているように思う。しかし,生きていくことって学び続けることなのではないだろうか。そうであれば人より多くを学ぶことの出来る人は,人より豊かな人生を送ることが出来るような気がするのだが。

思想の対立
 誰か教えて
映画「靖国」の上映問題とか日教組の集会がホテルから拒否されたことといった問題もありました。
それに対して,

私にどうしてもよく理解できないのは、こんなふうにして少しでもハードな圧力が加えられそうになると、「言論の自由」の看板をすぐにおろしてしまうような惰弱な人間ばかりで日本社会が埋め尽くされることをどうして右翼の諸君は歓迎するのか、ということである。

愛国を重視する人達にとって,自分の誇りを簡単に捨ててしまうような人達が日本に増えていくことは確かに歓迎できることではないだろう。愛国を唱える人達は,抗議に対して敢然と立ち向かう人を望むべきであって,そうであれば映画「靖国」の上映について抗議されても上映するほうが「立派な日本人」と賞賛されなければいけないと。

チベット問題
 ダライ・ラマ畏るべし
北京オリンピック前の中国では,チベット問題と四川地震が大きなニュースとして毎日のように伝えられてきました。自分が不勉強なだけかもしれませんが,今の四川の人達の生活はどんな感じなのでしょう。それを伝えるニュースをあまり見ない気がします。
このエントリーを読むと,ダライ・ラマというのがとても長い間影響力を持ち続けてきた政治家であるかということがわかります。もしも,

中国政府だって、「落としどころ」はこのあたりしかないことはわかっている。
でも、それを先にダライ・ラマに言われてしまったので、それに同意すると、「まるで中国政府がダライ・ラマの言いなりになったように見える」。
それが業腹なのである。

が本当であれば,チベットの求める「高度な自治」が成立するのは,ダライ・ラマの引退と引き替えなどが条件になるのだろうか。

落書き
 道徳的潔癖症
イタリアの文化遺産に修学旅行で訪れた学生が落書きをしたことをきっかけに,魔女狩りのように落書き経験者がつるし上げられたこともありました。このエントリーで,文化財より人間を守ろうということを言っていますが,確かに人生を変えてしまうほどの罰を与えるのはやり過ぎな感じもします。そう考えれば,イタリアで日本の厳罰にあり得ないと言っている意味がわかる気がします。

国内の政治
 二度目「そんなん言うなら辞めます」
そういえば福田総理大臣が辞めたのも今年の出来事でしたね。安倍さんと辞め方の共通点を語られることが多かったのですが,このエントリは安倍さんとは違うと言っています。
まわりから持ち上げられて総理になったのだから,そのまわりが支持しなくなれば,地位にしがみつくようなことはしないと。
今の総理はどうなんでしょう?

ノーベル賞
 ノーベル化学賞を受賞した下村脩氏の息子下村務氏は超凄腕ハッカー
今年はノーベル賞を受賞した日本人がたくさんいました。このエントリーはそういうノーベル賞受賞者トリビアではありますが,この息子さんのハッカーも賞賛されるべきすばらしい方です。

アメリカ大統領
 惰訳 - Barack Obama's acceptance speech in full
オバマさんの大統領当選のニュースは,今年一番感動したニュースです。
黒人初という歴史的な出来事に感動と言うだけでなく,たくさんの人の心を動かすスピーチは本当に感動しました。

日本語が滅びるとき
 英語の圧倒的一人勝ちで、日本語圏には三流以下しか残らなくなるが、人々の生が輝ければそれでいい
「日本語が滅びるとき」という本が話題になりました。
英語の圧倒的な一人勝ちという状況は今に始まったことでしょうか。近代日本は英語やその他の外国語などから多くの知を得てきた訳だし,その知を得るために今までも必死で外国語を学び翻訳してきたのだから,そういう意味では近代以降純粋な日本語や日本文化は滅んでしまったのではと思います。
日本語しかできない三流以下というのは,英語が出来ることが一流としているのでしょう。こうやって格差を意識させて人を煽るのは良いことなのでしょうか。今年ノーベル賞を受賞した方の中にも日本語しかだめという人がいたと思います。もしも空から突然降りてきて,「あなたは,英語は使えないけど優れた思考力をもちたいか,思考力はないけど英語力をもちたいかどちらを選ぶ?」と質問されたら,私なら思考力を選びます。

印象に残った言葉
 ドタキャンばかりする人々と,何年でも無遅刻無欠勤を続ける人々

ルールがきつくなればなるほど,人々は寛容さを失う。これは間違いないと思う。自分がルールに縛られていれば,他人もルールに縛られて欲しいと思うのが人情だ。現代人は,僕の見る限り相当ルールを守って生きていると思う。そして,寛容さを失っていっている。

私は自分がきちんと出来ないので,他人に厳しくは出来ません。他人に厳しく出来る人って,「いつもきちんとしていないといけないからたいへんだな〜」って思っています。

 労働について
せっかく就職が出来ても短期間で離職をしてしまうことが問題になっている。今は望まない解雇が大きな問題になっていて,自らの意志で離職していく人なんて問題視されないだろうが,このエントリーの時期にはまだ不況の波は遠い向こうにあったのだろう。
働くことの意味について,仕事に過剰な意味づけをするから離職をする人が多くなる。

どうして人間は労働するのか「よくわからない」というのが労働について意見を徴されたときのもっとも適切な回答である。
「よくわからない」からとりあえずやってみる。
実際にやってみないと、労働が何であるかはわからない(やってもよくわからない)。

内田さんの言うように,私も社会人12年目という若造だが,労働がなんであるかはわからない。とりあえず金のために働いているのではないことは言える。自己実現というのも教科書的な解答だが,仕事のみで自己実現ではないだろう。ということで,労働とは何かについては定年になるまでに考える課題と言うことで・・・


 第二次世界大戦中のライフハック「仕事を進まなくさせる8ヵ条」

議事録や連絡用文書、決議書などにおいて、細かい言葉遣いについて議論せよ。

すごく笑えます。

 任天堂が勝っている理由はただ一点「宮本システム」にしかない
このエントリーにある言葉ではないのですが,これを読んで思ったのは,「お金で何でも買えるし解決できるような拝金主義では人を動かすことは出来ず,夢や目標こそが人を動かす動機付けになる」ということ。

最後に
 ドバイの発狂計画についてリストアップしてみる。
最近の不況で,さすがのドバイでも厳しい状況が見られるようですが,コメントを読んでみるとドバイが必ずしもオイルマネーで浮かれてバブル的状況になっているわけではないみたいです。考えられないような開発をする背景には,石油が採れなくなってからのことも考えて今のうちに観光へ投資しようという意図があるみたいです。

北海道大好き!
 毎度定番な北海道ネタに釣られる

こないだ大島理森国対委員長が「ホッケは焼くしかないんです」って言ったって聞いていやいやいや煮付けでも普通に食うだろって思ったのは道民なら普通だよな

普通です(笑)。
道産子なら是非ともこのエントリーは読んでおくべき!