妻にはねんきん特別便が届かなかった

待てども待てども,妻にはねんきん特別便が届かなかった。
社会保険庁では,すべての人に送ったとあるので,「近いうちに届くのだろう」と思いながら2ヶ月ほどがたつ。
今思えば,その時に職場に問い合わせれば良かったのに,年金個人情報提供サービスで確認してみることにした。

しかし,社会保険庁から届いた封書の中には,ユーザIDとパスワードの知らせではなく,社会保険庁で把握している住所とこちらが申請した住所が一致しないためにユーザID等を発行できないという知らせだった。

どうやら妻は私の家にいないことになっているらしい・・・
もしかして一昨年に引っ越してくる以前の住所に登録されているとか?

知らせの中には,「国民年金第3号被保険者は配偶者の勤務先の事業主または共済組合を通して社会保険事務所に手続きを行う」となっているので,職場の事務に聞いてみる。事務では,夫が転居したら妻も自動的に住所変更されていて当然じゃないかと言いながら,課長に電話で問い合わせをする。課長の言うことは良くわからないらしく,私が電話を受ける。

その中で,「奥様は専業主婦なのだから年金に加入していないので,ねんきん特別便が来なくて当たり前でしょう」と言われた。
課長さんは日本国の公的年金制度を理解していないのでは無いだろうか?それとも私が間違っている?
とりあえず電話をする相手を間違っている事だけは確かなので,次に事務は共済組合へ電話をする。

どうやら妻の住所は本当に引っ越し前の住所になっているらしい。
事務の方は共済組合の担当者に,「夫が転居したなら妻の住所変更をしているのは当たり前」ということを主張するが,担当者は事務に「申請をしないそっちが悪い」と反論。その後,また私に電話を替わり,説明をうける。

結局,私の住所変更の手続きを共済組合にしても,妻は国民年金の加入者のため,管轄が違うと言うことで自動的に住所変更の手続きとはならないらしい。なので,私が共済組合へ,妻の住所が変わったことを社会保険庁に届け出ていただくようお願いしなければいけなかったようだ。ということで,住所変更の申請をしておいた。