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第2ステージのキャリア教育

教育委員会の偉い人の講話から
これまでのキャリア教育は,自分に合う職業を選択させることを重視しすぎた。
自己分析をさせ,自分の適性を知り,自分に合う職業を見出す。
しかし,それがなかなか見つからずに,いつまでも自分に合う仕事の求人が来るまで待ち続ける自分探しをする人を増やしてしまった。
これからは働くということについて,別の視点を持たせる必要がある。
(「人生は働くこと」とメモしているが,このあたりの話は内容を思い出そうとしてもイマイチ思い出せない。)
我々は学校と企業で教育の方法が違うということを理解する必要がある。
企業に「求められる人材とは?」と聞けば,「元気がいい」「明るい」「挨拶ができる」「忍耐力がある」などという答えが返ってくる。そこには,仕事は身につくまでに時間がかかるものだから,それまでは元気で明るく誰からも好かれる存在でいることが,仕事を早く覚える意味でも重要だからなのだ。
このような企業の「求められる生徒像」に対して,学校側は考える。
「普段の教育活動(授業)を通して企業が求める資質を身につけさせるためにはどうしたらいいのだろうかと。
しかし,授業を通して身につけさせたい力はそういうものではなく,基礎的基本的な知識や物事を追求する思考力である。
最初は明るく,元気な存在であるだけでよかったとしても,仕事に慣れて将来を担う存在として期待を寄せられるようになれば,それに応えられるだけの能力がなければいけなくなる。
だから採用の瞬間は,明るく元気であれば良いのかもしれないが,長期的に考えれば,基礎的基本的な知識や難しい問題に対して試行錯誤しながら答えを導いていく力が本当に生きていくのに必要な力なのだ。
これを第2ステージのキャリア教育という。
この話は,メモを取っているうちに,必ずまとめて残しておきたいと思った。
勉強のできない生徒に対して,「あいつは勉強はできないけど,生きる力があるから大丈夫だ」っていう人がいるが,今まで私はそれに違和感を感じていた。
勉強を教える立場の教員が,勉強のできない生徒に対して,「それでいいんだ」と認めてしまうことに。
それに対する一つの答えのような気がしたからだろうか。